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2006.3.29
Japan Topics
蜷川幸雄が高齢者演劇集団の結成を発表
 2006年1月から彩の国さいたま芸術劇場の芸術監督に就任した演出家の蜷川幸雄が、芸術監督としての新しい表現を模索する実験劇団として、55歳以上の男女による高齢者演劇集団「さいたまゴールド・シアター」を結成すると発表した。劇団員の公募には定員の60倍を上回る1266名が殺到。蜷川自らが審査員を務め、『三人姉妹』『リア王』『卒塔婆小町』を課題にして全員のオーディションを行い、4月はじめには20名程度の俳優が決定する予定。
蜷川は、老人となった小学校の同級生たちが思い出を語り合う『死の教室』で有名なポーランドの前衛演出家タデウシュ・カントルを例にあげて、「年齢を重ねた人の個人史をベースにした新しい演劇表現をつくりたい」と抱負を語る。蜷川の新たな挑戦による第1回公演は、2007年春の予定。
なお、蜷川は2005年の舞台成果により、朝日舞台芸術賞と読売演劇大賞をダブル受賞するなどその高い創作意欲には目を見張るものがある。2006年も、『パンドラの鐘』に次いで2作目となる野田秀樹作品『白夜のワルキューレ』など、既に11月までで6作品の公演が予定されている。
+さいたまゴールド・シアター概要
[定員]20名程度
[応募資格]プロフェッショナルな俳優を目指している事(経験不問)
原則として55歳以上
2006年4月〜2007年3月まで基本的に週5日稽古に通えること
[稽古時間]週5日(1日4〜5時間程度)
[基本レッスン]演出、発生・ムーブメント、ダンス、日本舞踊
[特別レッスン]殺陣、座学
+蜷川幸雄2006年公演スケジュール
『間違いの喜劇』(2月3日〜19日/作:W・シェイクスピイア/彩の国さいたま芸術劇場ほか)
『タイタス・アンドロニカス』(4月21日〜5月7日/作:W・シェイクスピア/彩の国さいたま芸術劇場ほか)
※イギリス公演あり。ロイヤル・シェイクスピア・シアター(6月16日〜24日)、シアター・ロイヤル・プリマス(6月29日〜7月1日)
『白夜の女騎士(ワルキューレ)』(5月7日〜30日/作:野田秀樹/Bunkamuraシアターコクーン)
『あわれ彼女は娼婦』(7月6日〜30日/作:ジョン・フォード/Bunkamuraシアターコクーン)
『オレステス』(9月6日〜10月1日/Bunkamuraシアターコクーン)
作品未定(11月(予定)/Bunkamuraシアターコクーン)
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