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2008.11.11
Japan Topics
早稲田大学演劇博物館グローバルCOEで「国際研究集会・60年代演劇再考」開催(2008年10月17日〜19日)
  10月17日から19日まで、早稲田大学演劇博物館(The Tsubouchi Memorial THEATRE MUSEUM Waseda University)のグローバルCOEプログラムとして「国際研究集会・60年代演劇再考」が開催された。

 日本の文部科学省では、国際的な競争力のある個性的な大学づくりを目的として、2002年度に世界的研究拠点にふさわしい研究プロジェクトに対して重点的に支援する補助金制度「21世紀COEプログラム」(*1)を創設。「グローバルCOEプログラム」はその制度を発展・継承したもの。早稲田大学演劇博物館の「演劇・映像の国際的教育研究拠点(International Institute for Education and Research in Theatre and Film Arts)」事業(*2)は、2007年度から2011年度の5年間のプログラムとして採択され、今年度の中核行事として今回の「国際研究集会・60年代演劇再考」が企画された。

 これは、日本の現代演劇に多大な影響を与え、多くの才能を輩出した1960年代の演劇を今日的視座で再考することを目的とした本邦初の研究集会であり、学生や関係者が多数集まった。特筆すべきは、蜷川幸雄、唐十郎、佐藤信、別役実、九條今日子・萩原朔美・安藤紘平(故・寺山修司が率いた天井桟敷の中核メンバー)といった60年代演劇のリーダーたちが一堂に会し、学生運動や当時の社会背景と演劇集団、演劇表現の関わりの一端について発言したこと。改めて、現代史と演劇表現の双方の評価の必要性が認識された研究集会となった。このほか、若手研究家による研究発表、若手演劇人によるパネルディスカッション、当時を知る評論家による基調講演、アングラ演劇ポスター展などを開催。また、日本の60年代演劇と深い関わりをもち寺山修司や東由多加などを受け入れたラ・ママ実験劇場(アメリカ)のエレン・スチュワート氏を囲むシンポジウムも行われた。

*1   21世紀COEプログラム
http://www.jsps.go.jp/j-21coe/index.html
*2   早稲田大学演劇博物館グローバルCOEプログラム「演劇・映像の国際的研究拠点」
http://www.waseda.jp/prj-gcoe-enpaku/
国際研究集会「60年代演劇再考」
http://www.waseda.jp/prj-gcoe-enpaku/project/index.html
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