The Japan Foundation
Performing Arts Network Japan
Vol. 88 Updated : 2013.4.30
Performing Arts in JapanInternational Presenter
   
 
Artist Interview アーティストインタビュー
アーティストインタビュー:身体を媒介にした山田うんのマルチな発想力
山田うん
音楽、美術、文学、ファッション、ジェンダー、ダンス経験のない人々の多様な身体などをリソースに機知に富んだダンスをつくり続けている山田うん。2013年は、韓国系アメリカ人女性アーティストのテレサ・ハッキョン・チャの実験作『ディクテ』再演をはじめ、バレエ曲『春の祭典』に挑んだカンパニーの新作、ローザスの池田扶美代とのコラボレーションなど飛躍が期待される。膠原病リウマチと二人三脚で歩んできたダンス人生に迫る。
アーティストインタビュー:妄想のパワー 東憲司の群像劇
東憲司
劇作家・演出家の東憲司が率いる劇団桟敷童子。倉庫などに猥雑で凝った舞台美術を仕込み、社会の底辺で妄想する人々を描いた群像劇を発表。自らの生まれ育った炭鉱町や山間の集落をモチーフにしたパワー溢れる舞台により、日本の演劇シーンで異才を放っている。第47回紀伊國屋演劇賞個人賞、第20回読売演劇大賞優秀演出家賞、第16回鶴屋南北戯曲賞を受賞し、今、もっとも注目される東の原風景に迫る。
アーティストインタビュー:東日本大震災から2周年 黒森神楽の巡行精神
田中大喜
2011年3月11日の東日本大震災から2周年。被災地の人々を励まし続けているものに地域の民俗芸能がある。その中のひとつ、国の重要無形民俗文化財に指定されている黒森神楽は、三陸海岸の集落から集落へ広範囲にわたって巡行することで知られる貴重なものだ。黒森神楽の現状と継承について、神楽衆の若者頭、田中大喜さんに取材した。
アーティストインタビュー:インドネシアと協働する 北村明子の新境地
北村明子
2009年、日本のコンテンポラリー・ダンスの草創期を牽引したダンス・カンパニー、レニ・バッソの活動を休止した北村明子。伝統武術、プンチャック・シラットとの出会いからインドネシアに惹かれ、リサーチを積み重ねて、2012年に国際共同制作作品『To Belong -dialogue-』を発表。ライフワークとも言えるインドネシアとの協働について3時間にわたってインタビューした。
   
Presenter Interview プレゼンターインタビュー
プレゼンターインタビュー:カリフォルニア芸術大学の実験室 REDCATが目指すもの
マーク・マーフィー
現代パフォーミングアーツのアーティストの米国デビューを手助けしてきたシアトルの「オン・ザ・ボード」。その育ての親として知られるのが1988年から2001年までアーティスティック・ディレクターを務めたマーク・マーフィー氏だ。現在、彼が初代エグゼクティブ・ディレクターを務めているのが、カリフォルニア芸術大学とタッグを組んだ「REDCAT(Roy and Edna Disney/CalArts Theater)」である。オン・ザ・ボードや新天地での仕事についてインタビュー。
プレゼンターインタビュー:小国アイルランドの知られざる現代ダンス事情
エリザベッタ・ビサーロ
人口約450万人の小国アイルランドで唯一のコンテンポラリーダンスの拠点、ダンスハウス「ダンス・アイルランド」。イタリアからアイルランドにわたり、アーティスティック・プログラム・マネジャーとして活躍しているエリザベッタ・ビサーロ氏に、知られざる現代ダンス事情やEUとのネットワーク、アーティストの育成などについてインタビューした。
プレゼンターインタビュー:ソウルのニューウェーブの拠点 文來(ムンレ)芸術工場
ソ・ミョング
ソウル市は、2008年から市内の使われなくなった公共施設や工場などをリフォームし、文化芸術の地域拠点「ソウル市創造空間」として活用する事業をスタート。中でも注目されているのが、アーティストたちが棲み着いた古い町工場街の芸術村に新たにオープンした「文來芸術工場」だ。アーティストや地域住民とともに文化芸術ニューウェーブの発信基地を目指すマネージャーのソ・ミョングさんにインタビューした。
プレゼンターインタビュー:建物をもたないオンライン劇場 ナショナル・シアター・ウェールズの挑戦
ジョン・E・マグラー
劇場という特定の活動拠点をもたず、図書館、軍用基地、炭鉱などさまざまな場所でコミュニティを巻き込んだサイトスペシフィックなプロジェクトを展開しているナショナル・シアター・ウェールズ(NTW)。ウェブ上に立ち上げた誰もが参加できるコミュニティ・サイトをもうひとつの“壁のない劇場”として掲げる芸術監督のジョン・マグラーとは?
Play of the Month 今月の戯曲
今月の戯曲:永山智行『水をめぐる 3』
永山智行が主宰する劇団こふく劇場の代表作で、「水」をテーマにした三部作の最終章。「泉」をめぐる人の欲望を映す『水をめぐる』(2008年初演)、夫の遺骨をまくため「海」を探す女の道程を描く『水をめぐる 2』(2010年初演)に続き、『水をめぐる 3』では「川」に宿る記憶を探す旅が寓話的に描かれる。
今月の戯曲:前川知大『ミッション』
世田谷パブリックシアターによる劇作家のためのワークショップ「劇作家の作業場」から生まれた戯曲。地方都市の金輪町で町工場を経営する四人家族の神山家。工場を継ぐ修行中の兄・清武と総合商社につとめる優秀な弟・清巳。清巳が怪我で仕事からはずされたことをきっかけに、一家は、専業主夫の傍ら、世界のバランスをとるための重要な使命(ミッション)を果たしているという荒唐無稽な叔父・怜司に翻弄され…。
今月の戯曲:東 憲司『泳ぐ機関車』
第47回紀伊國屋演劇賞個人賞、第20回読売演劇大賞優秀演出家賞、第16回鶴屋南北戯曲賞をトリプル受賞した劇団桟敷童子を率いる東憲司の代表作。理想郷を掲げた炭鉱の破綻を描くとともに、炭鉱主の息子の虚弱児ハジメが知的障がいのある孤児のカミサマに誘われて炭鉱の地下にあるという涙の海に妄想の機関車を走らせる物語。
 
Arts Organization of the Month 今月の支援団体
今月の支援団体:欧州委員会  教育・視聴覚・文化執行機関(EACEA)
EUにおける文化支援プログラムを運営する機関として2006年に設立。欧州委員会(European Commission)の3つのセクター(教育・文化総局/DG EAC、コミュニケーション総局/DG COMM、欧州援助協力・開発総局/DG DEVCO)が所管し、教育・視聴覚・文化の3つの分野の支援を目的とした事業を実施。
今月の支援団体:STUK(Belgium)
ルーヴェン・カトリック大学内に拠点を置くアーティスト支援を目的にしたベルギーを代表する非営利団体。1970年後半に学内のアートセンターを運営する学生組織として発足した「't Stuc」が前身。2001年にコンテンポラリーダンスの国際フェスティバルKLAPSTUKfestivalを統合し、新法人「STUK」を設立。2002年にはアートセンターを大規模にリニューアルした複合施設「STUKアーツセンター」をオープンし、レジデンシー事業などを展開。
今月の支援団体:韓国文化芸術委員会(ARKO)
1973年に設立された政府機関の韓国文化芸術振興院を、民間の専門家による委員会に改編し、2005年8月に発足した団体。文化芸術各領域の専門家10名による委員会によって文化芸術政策の立案、芸術支援事業、国際交流支援事業、文化福祉事業、地域協力事業等を実施する他、施設運営も行う。総予算約4,000億ウォン(2010年基準)。
 
Topics
トピックス
Japan Topics
山田うんのソロダンス『ディクテ』が中国の民間劇場で公演(2013年5月18日〜20日)   New!(2013.5.8)
「フェスティバル/トーキョー13」開催決定   New!(2013.5.1)
野田秀樹『THE BEE』English Versionがイスラエル・韓国・ルーマニアで上演   New!(2013.5.1)
「ふじのくに⇄せかい演劇祭2013」のラインナップ発表(6月1日〜30日)   New!(2013.5.1)
平均年齢74歳の演劇集団「さいたまゴールド・シアター」が初の海外公演   New!(2013.4.24)
「あいちトリエンナーレ 2013」ラインアップ発表   2013.3.26
新国立劇場2013/2014シーズンラインアップが発表   2013.3.6
英語版現代演劇ガイドブック『THEATER IN JAPAN: An Overview of Performing Arts and Artists─日本の現代演劇ガイドブック』を刊行
当サイトのアーティストインタビュー集『パフォーミングアーツにみる日本の文化力』発売!
Presenter Topics
NYウォーターミルセンターが2014年レジデンスアーティストを募集中(2013年6月12日締切)   New!(2013.5.10)
フィレンツェのフェスティバル「ファッブリカ・ヨーロッパ」が開催中(2013年4月16日〜6月19日)   New!(2013.5.10)
韓国の「安山ストリート劇フェスティバル」が閉幕(2013年5月3日〜5日)   New!(2013.5.10)
ナショナル・シアター・ウェールズ レジデンス・プログラム「WalesLab」:日本人アーティスト招聘プログラム応募受付中(2013年5月26日締切)   New!(2013.5.1)
オーストリアの「ウィーン芸術週間」開幕(2013年5月10日〜6月16日)   New!(2013.5.1)
「クンステン・フェスティバル・デザール 2013」のプログラムが発表(2013年5月3日〜25日)   2013.3.29
News from the Japan Foundation
国際交流基金からのお知らせ
2013-2014年度「文化芸術交流海外派遣助成」の募集開始(第1回募集締切:2012年12月3日/第2回募集締切:2013年6月3日)   2012.10.1
国際交流基金の2012年度海外公演助成(第2回公募)決定   2012.10.17
国際交流基金の2012年度海外公演助成(第1回公募)決定   2012.5.15
国際交流基金の舞台芸術分野の助成プログラム「パフォーミング・アーツ・ジャパン(PAJ)」2012〜2013年度助成団体決定   2012.5.15
をちこちMagazine 最新号(「つながり方」を考えよう - 日・アラブの若者が描く「理想の社会」、現代ロシアを代表する作家 ミハイル・シーシキンの「日本」 ほか)   New!
『THEATER IN JAPAN: An Overview of Performing Arts and Artists─日本の現代演劇ガイドブック』(2008)に掲載された日本の舞台芸術環境の解説記事をアップしました   2010.6.9

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