The Japan Foundation
Performing Arts Network Japan
Artist Database
鈴江 俊郎
Born: 1963
Function: 演出家 劇作家 俳優
Company:


Profile:
大阪府出身。近年、関西が輩出する注目の劇作家のひとり。京都大学在学中に演劇活動を始める。1993年に京都で「劇団八時半」を旗揚げ。以来、全作品の作・演出を手がける他、俳優として舞台にも立つ。関西劇作家の登竜門であるテアトロ・イン・キャビン戯曲賞やOMS戯曲賞に加え、シアターコクーン戯曲賞、岸田國士戯曲賞など受賞歴多数。夏のある日、大学生である男のもとに、死んだはずの高校の同級生が訪ねて来て過去を語り合う代表作『ともだちが来た』など、ひたすら内向する現代人の精神が作りだす繊細ながら、少しずつ常軌を逸脱していく会話劇が信条。94年より松田正隆、土田英生とともに演劇批評・戯曲創作雑誌「LEAF」を発行。戯曲は、英語・ドイツ語・ロシア語・インドネシア語に翻訳されている。07年12月「office白ヒ沼」設立、代表。
https://shiroinuma.wixsite.com/shiroinuma







撮影:谷古宇正彦(第2回OMSプロデュース公演)
ともだちが来た
1994
夏。蒸し焼きにされそうな畳の上で男二人がただじゃれあうような会話を楽しんでいる。大学に入ったばかりの夏休みの里帰り。久しぶりに会う旧友。剣道部の友はしかし水も飲んでくれない。喉は渇くはずなのに。最期は水の中だったから、渇かないとでも言うのだろうか。架空の竹刀でする試合、死んだ友はやはり最後まで勝てなかった。「俺のこと忘れないでいてほしいんだよ。」水も飲まないで彼は消えたのだ。

初演年:1994年
幕/場数:1幕9場
キャスト:2人(男2)
初演カンパニー名:二人の桟敷席
[外国語台本]英語
問い合わせ:office白ヒ沼



©office白ヒ沼
約束だけ
2007
近未来。少子高齢化が進み、格差社会の度は進み国力の衰えた日本は、経済難民を海外に輸出するようになっていた。戦争も起こり、国内では人権蹂躙が横行。そんな日本を離れ、ヨーロッパに出稼ぎに来た女3人とやくざな男が一人、不法滞在がばれそうになり窮地に陥っている。 とはいえ日常は変わらずに続き、日本に残した家族のことや、妊娠しているのに連絡が取れなくなった白人の男、定住権を取るためだけに騙したはずが本気で惚れてしまった白人女性のこと、それぞれの頭の中は目の前のことでいっぱいで……。

初演年:2007年
幕/場数:1幕7場
キャスト:4人(男1・女3)
初演カンパニー名:上品芸術演劇団


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